僕は普段エンジニアをしているのですが、ビジネスの方ものぞいてみようということで人気があるコロプラのインターンに参加しました。
そこでの様子や学びなどをまとめて見たいと思います。
インターンの内容
事業開発・戦略立案型インターンシップ ~全国選抜35名が箱根に集結する3日間~
2008年、コロプラは当時世界でも類を見なかった位置情報ゲームで創業しました。
O2O事業(ネットを起点にリアル店舗へ送客する仕組み)で規模拡大した後、スマートフォン事業に参入。
これまで数々のヒットタイトルをリリースし、2014年には東証一部上場。
翌年にApp Annieが発表した「2014年世界トップ52パブリッシャー」では世界6位に選出されました。
自社単独での事業開発に加えて、M&A戦略やVRへの投資、
位置情報ビッグデータを活用したデータビジネスなど、事業戦略の幅を広げてきました。本インターンシップではコロプラが持つ高いプロダクト開発力を最大限活用し、
新規事業創出とその実現に至る戦略立案に取り組んでいただきます。コロプラのアセットにとどまらず、
M&Aやアライアンスなど、外部リソースも取り込んだ大胆かつ実現可能性の高い提案を期待します。(引用:コロプラ公式ページより)
これがインターンの概要です。よくある一般的な新規事業立案のインターンシップでした。
開催場所はコロニー箱根というコロプラの保有している滞在型研修施設です。
箱根というだけでおしゃれだな〜と思っていて温泉ありそうぐらいの気持ちで応募したのですが、環境は想像の遥か上を行っていました。
綺麗とかおしゃれとかそんな次元じゃないんですよね。もうエグいんです、やばいほんまにやばかったw
で、本題の事業立案のお題ですが、「非ゲーム領域において2023年までに売り上げ100億円を達成できるコロプラ社の新規事業を立案せよ」というものでした。
コロプラの経営理念やビジョンに「エンターテインメントで」と入っているのである程度しぼられるのですが、それでも各チーム多様なアイデアで面白かったです。
参加者のレベルや特徴
僕の印象では、めちゃくちゃ優秀で全く敵わないメンバーが多いのかなと勝手に想像していました。周りの優秀な友達もけっこう落ちていたのでそんな印象でした。
しかし、実際に行ってみるとむしろどこか他に負けないような棘を持った異色のメンバーが多かったように思います。
なんで選ばれたんだろうと思っていたのですが、他の人にはお前が一番インパクトあったとよく言われましたw(たぶん自己紹介であの話をしたからだろうな、、笑)
面白かったのが特にエンタメに興味があるわけでもない人間も集まっていたということです。(実際に僕もそうでした)
うまい具合に分散されてチームが組まれていたので、興味がないからこそそれが本当に需要があるかどうかを徹底的に議論することができいい意見が出たりもしました。
一時期はどうなるのかぐらい迷走してチームも崩壊しかけたのですが、なんとか持ちこたえ最後までやりきることができました。
だから、エンタメやゲームに特に興味がなくてもこのインターンに挑戦してみることはとても価値のあることだし、エンタメの事業に興味を持つきっかけになるかもしれません。
実際に僕は、参加前には全く興味のなかったVTuberに終わった今ではけっこう興味を持っています。
コロニー箱根での生活
正直言って本当にやばいです。このインターンは有給だったので感覚としてはめちゃくちゃいいところで泊まってるのに、なぜかお金をもらえるという夢のような空間でした。
ただし逆を返せば、そこまでしてもらってるんだから何がなんでもいい結果を出さないといけないし、出せなかったら他のどこに行っても頑張れないだろうなと思いめちゃくちゃ頑張りました。(上述の通り一時期はやばかったですが、意見がまとまってからは必死にそれまでを取り返す勢いで頑張りました!)
で、実際の中の風景がこちらです。
やばくないですか?これがインターンで宿泊するところなのか!?ってなりましたw
さらに、ご飯も本当に美味しくて衣食住の衣以外は貧乏学生にとっては私服のひとときでした。
お昼ご飯のカレー
そして夜のバーベキュー!!至福のひとときでした。
というかTシャツも作っていただいて浴衣もあったので衣食住の衣すら満たされていました。
なによりすごいなと感じたのが、この手のインターンは夜遅くまでやるのがお決まりなんですが、コロプラのインターンは寝る環境も温泉も素晴らしく疲れがたまるどころかむしろ、この夏のインターンで溜まった疲れが全部取れた気がします。
慣れない東京での生活の疲れが取れて清々しい気持ちで今新幹線に乗っています。
このインターンで学んだこと
事業の作り方はもちろんなのですが、特にビジネスにおけるお金の大小の肌感がかなり強くなったというのがこのインターンでの最大の学びでした。
1億円とか100億円の企業や業界、市場規模など今まで真剣に向き合う機会はなかったのですが、たくさん調べたり本気で100億いくように試算する中でだんだんとみに付いてきました。
最初は100億が調べれば調べるほど現実性がないように思えてお題のミスなのではないかと思っていたのですが、上記のような学習に繋がったので最終的にはよかったのかなと感じています。
またインターンに参加することのメリットとして自分の強みと弱みがはっきりするということが挙げられます。
今回のインターンで認識した自分の強みとしては、クリティカルに物事を考えたり他の人が気づかない視点で物事をみることができる点です。
理系でしかもエンジニアをやっているという点で他の人よりも多くの視点を持っているので、これからもこの強みを活かして議論などに参加していきたいと思います。